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はたち

 

もうすぐ迫ってくる。じゅうく から成人に。色々許されて、色々許されない年齢が近づいてくる。

年金を払ってくれという国からのお手紙が届いて、成人を祝う会と称されたライングループからの招待、前撮りの日程の予定のお便り、祖母と叔母からの誕生祝いにお金と服と靴をいただいて、迫ってくるような、押し付けられているような日々の出来事に「まだ19歳なのになあ」と思う。

 

 

 

三日くらい前に銀行へ行った。その日は年金が振り込まれる日だったらしく、「今日はジジババが銀行にいただろ?」と78歳のおじいさんに声をかけられて100mくらい歩きながら会話をした。年金はちゃんと払えよ、というのとおじいさんは自衛隊に30年勤めて自衛隊はいろんな武道ができて楽しかったが敬礼をしている毎日に馬鹿らしくなったのでやめたという話などをした。たぶん。私の耳が悪くて聞き取れないのと、おじいさんが訛っていてかつ歯がなくて七割くらい何言ってるか分かんなかったからたぶん。

人生の話を聞くのは好きだ。小さいころどんな子どもだったのか、名前の由来は、学生時代の部活、馴れ初め、職業、そのときどんな風に思ったのかは言われないけどその人の表情を見ると今はこんな顔をして話せるのだなと安心できる。

最近は人と話す時間がなくて、忙しいからというよりかは話しかけるのが下手くそになってしまったなと思う。話したい事はたくさんあるけれど、どんなきっかけで話し始めたらいいのか分からなくなってきた。今日声を発していた時間は総合計30分くらいかな。電話でもいいから近況報告をしたい。あのこは元気かな、私は風邪をひいたよ。鼻水が止まらなかったけれど、友達が風邪薬をくれたんだ、そしたらね、瓶の蓋が固すぎて笑いながらその日は諦めて寝ちゃったよ。もうだいぶ落ち着いてきたよ。急に毎日が寒いけど体調を崩さないようにしてね、

 

夜更かしをして私の話をきいてくれてありがとうね、。

 

お題「秋の夜にしたいこと」