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おばけが私の気持ちを食べてくれますように

 

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街はなんだかハッピーヤッピーハロウィンのなか、私は一つ歳をとった。

あらゆるイベントを一人で過ごすと寂しさが浮き上がる。クリスマス、バレンタイン。プレゼントをあげる相手、くれる相手がいて本当にウキウキワクワクするものだ。街が明るくて、活気があることはとてもいいと思うけれど。

二十年前はこの日がこんなにみんなに愛されている日ではなかったんだろうな。逆にこの日を嫌う人間もいるようだけど、私は10月31日が好きだ。いや、嫌いかもしれない。おばあちゃんが買ってくれるケーキは毎年だいたいhappy halloweenとかかれたカップに入っているかぼちゃプリンの確率が多くて、わたしの誕生日よりもハロウィンを主張しているみたい。お菓子を配るみんなからおこぼれで誕生日おめでとうとアメをもらう。地味な私はハロウィンに勝てない。でも、ハロウィンを愛している人よりもあらゆる暗証番号を1031にしている自信がある。やっぱり好き

親以外の誰からも愛されないまま20年も生きてしまった事実やらなにやらを背負って悲しいまま年をとっちゃった。バイト先で「妄想したり、願いを口に出せば叶うことがあるのよ」なんて言われて、明日はちゃめちゃに祝ってもらいたいなんて思いながらでも、明日もバイトだし、そんなこと言えないなって言わなかったらやっぱり叶わなかった、いや、でもこれが私にあっているのかもしれないなぁ。

20歳になったら楽しみがあって、10月31日生まれの人の占いの本に一生親友でいてくれるような人に出会えると書かれていた。はやく会いたいな、

お母さんがわざわざ実家からケーキを三つも買ってくれて、おかずも持ってきてくれて、こんなに大切に育てられてすごく幸せで、本当にありがたい。忘れがちだけど、誕生日はこれまで生きてこれてまわりの人と自分にありがとうをする日だ。

そんな日なのになんでこんなに悲しいんだろ、かなしいんだろ

お母さん、ありがとう