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出汁って何度でも「でじる」って読んじゃうな

 

 

ダシってちゃんと読もうな

 

 

 

小さい頃お世話になってた給食には本当はリッチな食事だったのだなあと最近になってしみじみ思う。中学生まで嫌いな食べ物が 野菜 だったため、副菜と汁物は小学一年生のときの担任の先生との「嫌いなものを一口だけ食べる」という約束だけを守って残してた。

正直、嫌いな食べ物は野菜だけではなくって、記憶がないくらい小さなころは赤と緑の食べ物を口にすることを拒絶していたらしく、父曰く、「目隠しをしたら食べてた」らしい。見た目だけで食わず嫌いをしていた。 本当に嫌いな食べ物ベスト9くらいはオエってしながら食べていた。なんであんなに嫌いな食べ物を飲み込む瞬間が苦しかったんだろう。厳しいお母さんの前で涙目で食べていた。本当にゴメンなさい。次第に食べられるものが増えてきて、頑張れば 意外といけるもんだなと思ったり たまに思わなかったり。ある程度大きくなってからうちのお母さんのご飯はとびきり美味しいことに気づいた。

 

 

食べれるようになった食べ物にも順番があって一抜けぴしたのはいちご と かぼちゃで、最近(好きではないけど)食べられるようになったのはトマトである。みんなの好きな野菜、嫌いな野菜ランキング ともに堂々の一位 tomato .

中でも最近の食べられるから好きに変わったのが 味噌汁 だ。小さいころは具が野菜なのと最後に残るつぶつぶが喉に引っ掛かりそうな気がして、野菜を食べた、頑張った。というわけわかんない理由でつぶつぶを残していた。皿洗いをする人間からしたら最悪だなと思い始めてからようやっと一気飲みするようになった。

一人暮らしを始めて大好きな友達と電話で「自炊をするか」という話題になったとき、「カレーとシチューと味噌汁のローテーションで生きている。おすすめは味噌汁!ほっこりするよ!」と言われ、ほっこりをくれる友人がほっこりを受給しているツールなら信頼度5000パーセントですわ と思って味噌汁を作って飲み始めた。卵かけご飯生活に+味噌汁。大変ほっこりする。満たされる。

しかし、お金のない貧乏学生は具がないことが多い。ちびちび飲んでは一息をつく。飲む要素しかねえと思っていたが、ここであの毛嫌いしていた味噌汁の最後に残るあのつぶつぶが唯一噛める 具 だと気づく。最後の一口だけをうんとよく噛んで舌の上で食感を楽しめる存在だと思うようになって最後に残るつぶつぶがようやっと好きになった。