5%オフで欲しかったもの

 

本当に欲しかったものはなんだっけ

 

イオン系列や某薬局で5%オフの日に買おうって思ってもその日になったら何が欲しかったのか分からなくなる。

本当に必要で欲しいものはその場で買っちゃうのに、いつか、また今度ってすると結局忘れてしまう。お財布と相談して節約をしようにも、だいたい買えなくてまた次の5%オフの日に、と先伸ばしにする。今日もお風呂用洗剤買えなかったことを思い出した。

 

本当に欲しいものはその場で買えばいい。手にいれればいい。

これができないからいつまでたっても大人になれない私は立ち止まっては困る。あ、シャンプーないんだったって気づいて夜中に買いに自転車を走らせては虚しさを噛む。

人間関係はこれに似ていて、まあ、あとで伝えればいいか、とか何も言えないままその場に立ち尽くしてる。五パーセントオフの つまりは相手の気分や顔色、伝えるべき場所、あらゆる場面でここだっていうタイミングを狙って人と関わってたら本当に欲しいものはさっぱり手に入んなくて私はついに泣きべそをかいてしまう。ただただ助けてと言えなくて「泣けてよかったね」なんて言われてそのまま家で一人過呼吸を起こしては外に出るのがこわくて震えてる。五パーセントオフなんてなくていい。泣いて苦しくて でも生きる。現金で欲しいものを原価で買う。お金も時間もないなら別のところ削るし、そのための努力をする。伝えるタイミングを作る。多少のわがままが許されるような いいこじゃなくても可愛く生きられるような努力をする。

明日はご飯を食べる。久々にお米をセットした。今日はもういいでしょ おやすみ