読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

誰かの汗のにおいがする季節

 

全然入ってこないテレビ番組と、散らかった部屋。誰かはもうここにいないから、すっと自分から意識を抜く。さんざんサボった洗濯のせいで明日つける下着がなくて、ぼやけた体で身の回りをやっと片付ける。

毎日楽しい。夜遅くまで学校に残ってみんなの顔色を伺いながら手伝って作業する。失敗できないパネル貼りと、薄暗い証明の中だんだん展示ができてくる。週のど真ん中あたりからもうとっくに頭はフラフラだけど、口から声を出して顔を動かして誤魔化す。みんな自分をみせるのがうまいなと横目に、既にできたコミュニティの中に入れないことなんかどうでもよくて、ただ空気洗浄機みたいな役割ができたらなぁと思う。

ほんじつ日曜日。体を起こして背を伸ばして自分の空気を入れ換える。だれか楽しい漫画貸してくれないかなぁ