銃口を向けられたことがある人生

 

 

最近の道路ってなんでBB弾落ちてないの?

 

 

 

 

 

顔写真の鼻の穴と目を画ビョウで穴開けられる人生。

「死ね」って言われたことがあるけど「愛してる」と言われたことがない人生。

 

 

自分の人生とは言え、自分が選択できることは限られているような気がする。いや、銃口を向けられるような小学校に通うのをやめて早く家出すればよかったのか。小学校中退。かっこい。銃口といっても、BB弾で撃たれただけなんですけれど。それとも日頃の行いが悪かったからBB弾で撃たれてしまうような人間になってしまったのか。彼らにそんなに悪いことしたかなぁ、足が遅かったのがいけなかったのかな、本心を隠し続けたのが気持ち悪かったかな、ごめんね。

「誰でもいいから人を殺したかった」の被害者になる確率すごくない?でも、電車を乗るために並んでいる人を見ると背後に気をつけなね、とも思う。どっち側の人間なのだろう、どっちでもないけど。

高校の担任の先生が嫌われすぎて、友人に「神様が人を一人殺していい権利をくれたら先生殺す」なんて言われていて、そんな権利を与えられたら私はいつ死んでたんだろう というか 今のところ何回死んでるんだろう と悪寒を感じた。なんていうか、小学校のときデスノートが流行って嫌いな人間の名前書く男子とクラスの中心の大嫌いな それでも仲良くしてた女子にそれを見せてもらえないときみたいな感じ。足はちゃんとついてるけど、浮遊感

レオンを見て思ったんだ。どきどきしたんだ。私は、殺すのに惜しい人間じゃないかもって。自分で自分を測って 小さくて誰にも手が届かないような気がしてる。

それでもさ、自分が生きていられる今、消えるまで頑張ろうと思った。夢がまたできてさぁ、変わってやろうって やればできることを また信じてみたいと思えたんだ。夢が叶わなかったのが人生でもまだ消えてない。まだ激エモエンドのエンドロールの続きを生きてる。「人を幸せにする職業に就く」私は変わらず世界を変える。銃口を向けてきた奴らに言うんだ「ありがとう」と