ミミズはどうしてわざわざ道路に出てきて干からびてしまうの?

 

銀河鉄道の夜の読みすぎかな?

 

暑いですね、情緒どうですか。

 

先週バイトの先輩が辞められることを聞いた。三年生でももうきっと忙しいのだろう。シャキッとというか凛とした感じの優しい人で、クールビューティーって感じの女の先輩だ。ポートフォリオを夜2時に出しに行くのだと言ってたのが今月の頭くらいで、先輩が疲れているのだと感じさせるのは初めてだった。

なんか、もう目の前のことへの恐怖と寂しさがばちばちした。先輩が辞めるという実感が湧かないけど、もし、いなかったら、を考えて店長さん何言ってるか聞き取れないときどうすればいいんだろう、とか人数これ以上減ってしまうのか、とかこのクールな感じの会話はもうできないのか、レモン牛乳のお返ししてないのにって思って、やっと連絡先をきいた。もう会えないわけではないと言われても、もう話す機会がほぼほぼ無くなってしまう。私には誇れる程の行動力がない。

実家に帰ったときのお土産を口実に、また会うための保険みたいだ。あーあ便利な世の中になった割に私の情緒は便利に動かない。

このあとやってくる就職活動はもう目の前とかとかとか。課題に本気で戦えなかったら私は本気をどこで出せるんだろう、って思ったら空っぽな自分に焦る。今日も何者にもなれなかったので、また何か出てくるまで自分をバンバン叩いて、せめて丈夫にしとこう。