おはよう19回目の8月

20160801

数年ぶりに映画館で映画を見た。映画館の画面というのはこんな小さいサイズだったっけ?席はこんなに奥行きないもんだっけ?映画館のシアタールームまでのちょっとぐるぐるするような、方向音痴の私の脳が少しバグるような構造は今はないんだ?自分が大きくなったのか、はたまた昔の自分は優しい大人のおかげでとても立派な映画館に連れてってもらえていたのか。自分からお金を出して映画館で映画を見るのが初めてだったから料金はこんな感じなのかとか、世間知らずなりに黙ってそういうシステムを理解する。今まで全部、親とか親戚に料金を出してもらっていて 子供は子供料金なんだろうけど、大人が興味をもたないような ハム太郎とか、千と千尋の神隠しは面白かっただろうけれど、ポケモンとか一緒に見てくれて、兄弟もいるし、なかなかバカにならない金額だったのだな、と悟る。

映画が始まる前の広告や注意みたいなのも変わっていて、黄色いひよこみたいなやつ(トゥイーティーというらしい)とか灰色のうさぎとかもいなくなっていて寂しいなと思った。小さい頃は、こういうことをやっちゃだめだよみたいな映像だけでもちょっとこわかったような気がするのに、優しくなったんだな、とか 今日、自分が何を見るのか忘れそうになりながらスクリーンを見つめる。後ろから4本目くらいの席のど真ん中。O9とO8。どこに座るのがいいのかいまいち分かっていなくて審査員席みたいな位置が一番いいのかな、でも結構人いるなって迷ってたら友達が即決してくれた。

 

さて、今日見たのは、ファインディング・ドリーだ。まわり小学生とその保護者だらけ。両脇には人が全く座って無かったのはすごいよかった。寝不足気味の二人が並んで座る。最初に短編みたいなのがあって、笑いどころでみんなクスクスしてたんだけど、私は全く表情を変えずに見てて、友達がふとこっちを見てきて、何も言わないでまた画面を見始めた。そこで感情というか、感受性を取り戻したような気がする。よく笑う子はいいよね。感情だそう、楽しもうって思って携帯の電源を切った。

さて、まったくネタバレをせずに乾燥をいいます。うっすい感想。ひゅー

  

 

めっちゃよかった。泣きそうになった。すごいいい話だった。あと、純粋なこの友達ときてよかったなっておもった。

あと、親と兄弟を映画館に連れて行こうと思った。免許とって私が運転して、レディスディとか狙って行こうって思った。夏休み、免許とるし、会いたい人に会うし、稼ぐぞ!作るぞ!

 

ドリーだったらどうする?かけがえのない夏にしようね